デザインが終わったレイアウトに仮想的に列車を配置して、それを動かしながら通過するポイントの動作を分析していきます。
分析するのは移動経路の順に、通過するポイントを切り替えるのか、それとも切り替える必要がないのかです
Aライン、Bライン周回
Aラインを周回するにはP1ポイント(ダブルクロス)とP2、(P2)ポイントを通過しますが、すべて直進なのでポイントの切り替えはありません。
同じくBラインを周回するにはP1ポイント(ダブルクロス)とP3、P4ポイントを通過しますが、すべて直進なのでポイントの切り替えはありません。
AラインからCライン、CラインからAライン
Aライン周回からP2、(P2)ポイントを分岐に切り替えることで可能になります。
AラインからBライン、BラインからAライン
Aライン、Bラインを渡るP1、(P1)のダブルクロスポイントを切り替えます。
S1ヤードからBラインに進行、BラインからS1ヤードに入線
S1からP9ポイントは直進、P8ポイントは合流、P4ポイントも合流でBラインに進行します、Bラインに進行後は駅等で一旦停車してA、Bライン周回に切り替える必要があります。
切り替えないと一周してきた車両がP4ポイントのトングレールを押し広げて進むことになり、軽い車両の場合脱線のリスクが生じます。
BラインからS1ヤードに入線はポイントの動作は“合流”が“分岐”となるだけで分析結果は同じです。
同じやり方でS2~S10ヤードからBラインに進行、Bラインから2~S10ヤードに入庫を分析します。
分析表に“合流”または“分岐”を●としてマークして「運行計画の各スイッチへの割当」表を完成させます。
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